人は強いストレスを感じることでホルモンバランスに変化が出るといわれています。ホルモンのバランスが崩れると、体や肌に影響が出ます。特に肌はホルモンの影響を受けやすく、肌の健康的な周期バランスを壊してしまう原因にもなります。
肌は身体の外から刺激を受け、身体の中からは神経やホルモンの影響を多く受けるということです。そのため、ストレスによる症状が肌荒れとなって現われてしまうことも多いと言われています。
一言にストレスといっても精神的要因、社会的要因など様々なものがあります。ストレスを感じる原因というのは人によって違いますが、ストレスが溜まってしまうと脳の交感神経が興奮し、ストレスホルモンが分泌されます。
ストレスホルモンは身体や肌が持つ免疫力を低下させてしまいます。免疫力が低下するとターンオーバーが正常に行われなくなったり、皮脂の過剰分泌や紫外線によるメラニンの増加を促進し、様々な肌荒れを引き起こしてしまいます。
ターンオーバーが乱れてしまっていると古い角質が溜まったままの状態になってしまうので、きちんとお手入れをしても健康的な肌になかなか戻らなくなります。それと同時にバリア回復力も低下するので、ストレスが溜まっている状態が続くと肌荒れの原因になってしまうことになります。
ストレスの原因を取り除くのは難しいことですが、自分自身のストレスとうまく向き合って、自分なりのストレス発散方法を身に付けることが大切になります。