生理前や生理中は肌が荒れるという方も多いと思います。肌荒れは生理と非常に密接した関係にあります。
生理は女性だけにある、妊娠をするための仕組みの1つになります。健康な女性であれば女性ホルモンの働きによって1ヶ月間の周期で排卵と生理があります。
女性の体と肌というのは、生理が始まった日から次の生理が始まる生理の前の日までのことをいう月経周期ととても密接した関係があります。これによってホルモンの状態が変化してしまうことで肌荒れになりやすくなるのです。
それでは月経周期と肌荒れの関係について紹介したいと思います。
◆卵胞期(生理後8〜10日ぐらいの期間)
心身ともに快適で肌荒れなどのトラブルも少なく、安定している時期になります。
◆排卵期(生理後14〜15日目ぐらい)
排卵前の次期であれば好調ですが、排卵後の肌は皮脂の分泌が盛んになり、脂っぽくなっていきます。にきびが出来始めたり、肌荒れを起こしやすくなります。
◆黄体期(生理前〜12日間ぐらいの次期)
生理前の不快症状が出る方に出やすく、肌荒れやニキビ・頭痛・むくみなどの症状が出る方もいます。化粧品のノリが悪く感じたり、化粧品で肌荒れを起こすこともあります。日焼けをしやすく、シミができやすい時期でもあります。
◆生理期(〜7日間)
エストロゲンもプロゲステロンも分泌量が少ない時期になります。プロゲステロンが減ると血行不良になり、体や手足が冷えやすくなります。また、肌荒れも起こりやすい時期です。
このように期間によって、肌の調子はどんどん変わっていきます。