ここでは乾燥肌によって起こる、痒みの改善方法を紹介したいと思います。肌がずっと乾燥した状態になっていると、肌に痒みが出てくることがあります。
乾燥肌というのは肌が乾燥して、角質層の重なり具合が不均等になっている状態なので、角質がはがれやすくなります。そのため乾燥肌になると、角質層の下に存在する知覚神経が外部からの刺激を受けやすくなります。その外部からの刺激が「かゆみ」になって現れると言われています。
痒いからといってかいてしまうと肌の表皮があれて、刺激物質が侵入しやすくなり、水分が蒸発することになります。水分がなくなると肌荒れはさらにひどくなって、痒みも増すことになります。痒みを我慢するというのは辛いですが、肌が痒い場合でもなるべくかかないようにしましょう。
痒みというのは中でも、季節の変わり目に起こりやすいとされています。その原因は非常にさまざまでアレルギーであったり、突発性のものであったりします。
皮膚の奥の部分で炎症が起こって痒みとなるものもあれば、ハウスダストなどのアレルギー症状からくるものもあり、年を追うごとに多様化しているのも事実です。
ハウスダストなどが原因の場合は部屋の掃除をこまめにして、ほこりなどを増やさないように気を付けましょう。乾燥肌から来ているかゆみの場合は、保湿をきちんと行うことが一番大切になります。
洗顔も1日1回にして、なるべくお肌に水分を入れるようにしてください。あまりにも痒みがひどい場合は皮膚科で受診するようにしましょう。